助産師という仕事について

助産師を目指すその理由とは

助産師を目指すその理由とは

多くの女性にとって、大きな人生のイベントと言えば、結婚と出産だと言えるかもしれません。中でも出産というのは、ご夫婦からひとりの生命が生まれるという、大きな出来事です。
助産師のやりがいや魅力について

赤ちゃんにとっては、人生の初めての一歩を踏み出す瞬間、ひとつの人生がかかった大きな出来事だといえるでしょう。その瞬間はとても感動に溢れた、神聖なものです。

このような女性にとってはすばらしいイベントに立ち会える職業が、お医者さまの他には助産師になります。助産師という職業は、妊婦さんの苦しい陣痛や分娩の介助を行ったり、赤ちゃんを取り上げたりという大変ハードな業務です。

陣痛というのはある程度の予定日がわかっていても、ぴたりと始まるものではありませんし、スケジュール通りに赤ちゃんが誕生するかと言われれば、そういうものではないですよね。ですから助産師さんはいつ陣痛が始まってもいように、気持ちを張って準備している必要があります。

またお産というのは、考えている異常に大変なものです。お母さんは命を賭してあかちゃんを産み落とします。それだけでもどれだけ壮絶なものなのか、想像してもらえるでしょうか。そう考えると助産師の担う役割もとても難しいものです。

まずはタフさを求められます。お産に数日掛かるケースもありますし、スタミナが無くなってしまいそうなこともあるでしょう。

こんなに苦しい仕事である助産師ですが、でも助産師になりたい、という人は後を絶ちません。その理由は人によって違いますが、多くの人が口を揃えていうことは、「新しい家族が誕生する神聖な瞬間に、立ち会うことができるから」ということです。

何回立ち会っても、命の誕生に関わることができる瞬間というのは、感動に溢れていると聞きます。妊婦さんの思いや、ご家族の思い、様々な強い気持ちが、赤ちゃんの誕生にはたくさん詰まっているんですね。

大切な命の誕生をサポートする仕事が助産師、そのお仕事はとてもやりがのある、素敵な仕事なのです。

看護師から助産師に転職するために

看護師さんというのは、その資格を持って色々な職場で活躍することができますが、ステップアップして色々な看護系の職業に就くことも可能です。看護師資格を取ることによって、保険師や助産師など、その先の職業を目標にすることもできるのですね。

助産師というのは、お産に関わる大切な職業ですが、近頃では4年制の看護大学の「助産コース」を選択することで、助産師を目指す方法がメジャーだと言われています。ですから助産師を目指すには、まずは看護師になる必要があります。

看護大学を経て、国家試験を受け看護資格を手に入れる、そして看護師としての経験を積み、助産師を目標にする、このような方法をとる人が殆どです。

助産師はお産時だけに立ち会うわけではありません。妊娠中からお産、出産後まで、妊婦さんやご家族をサポートし、安全に新しい命を取り上げるのが仕事になります。お産に関われるのはお医者さま以外では助産師のみです。

もしも看護師免許を取得されている人であれば、助産師学校や短期大学にある助産学特別専攻科で一年間助産師の教育を受ける事になるでしょう。卒業するまでには、臨床実習として5件から10件程度のお産を実際に経験する事になります。

若い看護師さんだけではなく、ある程度の看護師経験を持った、ご自分でも子育て経験のある看護師さんが、助産師さんを目指すことが多いようです。助産師さんは男性では就けない職業のひとつですが、産婦人科医が減少している現在では、大変大切な仕事と考えていいでしょう。

助産師になると、助産院を開く権利を手にすることができますので、助産院を開業される人も中には存在します。他には産婦人科を職場としたり、大病院の助産外来で働く助産師さんも少なくありません。

少子化によって助産師さんの必要性は低くなっていると考える人も多いようですが、最近では自宅出産をしたい、自分らしいお産をしたい、家族と一緒にアットホームなお産を行いたい、という妊婦さんは増加の一途をたどっています。

新しい命を安全にこの世界に生み出すお手伝いをするのが助産師の仕事です。助産師を目指す看護師さんを求める声はとても大きいと言えるでしょう。
岩手医科大学附属病院

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